概要 エピソード5
時として、計画は思い通りに進まないことがあります。川についたもののカヤックが無く足留めになってしまったチーム。がっかりした一行でしたが、偶然に導かれて、チームの誰も経験したことのないような体験をすることになります。とある寺院の住職が付ききりでチームをもてなし、お茶のたて方を教わり、お経を唱えていただき、とても貴重な時間を過ごします。ようやくカヤックが到着した時には、そのようなすばらしい体験をしたことにすっかり満足していたチーム。その温かな気持ちを胸に木曽川を下り、伊勢湾とでます。そのまま答志島までカヤックで向かい一泊過ごし、最後にチームを待っていたのは日本でも有数の神社、伊勢神宮でした！
Cast
Dean Newcombe, Duncan Buckley, Megan Page and Natali Jacobsen
Locations
Mie Prefecture
Points of Interest
Nagoya Castle, Kiso River, Jisen-In Temple, Ise Bay, Ryofuso Cave Hotel, Tsu Castle, Toshi-Jima Island, Sakatejima Island, Toba, Ise Grand Shrine
Day 1:
木曽川沿いの寺院で
新しいエピソードは“名古屋城”からスタート。ディーンが出発する前に、一行はこの美しい景観の中でスナックを食べます。静岡でも愛知でも道中色々食べましたが、いいかげんカロリーを消費しなければ！ディーンは自転車に飛び乗り、“木曽川”を目指します。ここで再びチームに合流。全部が不思議でワンダフルな出会いに恵まれ、美しく、未知の“地泉院（じせんいん）”へ。彼らは住職のEijin氏にお会いし、茶道や読経など、素晴らしい経験とともにお寺を案内してくださいました。今日中に三重県入りをしたい一行は、残念ながらその晩お寺に泊まる事ができませんでしたが、忘れがたい思い出となりました。木曽川を海に向かって辿っていくと、三重県に突入します。ディーンとダンカンは再びカヤックに乗り、夕暮れの中を川の流れに沿って静かに漕ぎ進めるのでした。
Day 2:
伊勢湾カヤック
昨日は、木曽川の河口に到着する前に日が落ちてしまい、ディーンとダンカンはそれ以上進むのを諦めたのでした。今朝はダンカンに代わってメーガンがディーンをサポートし、“伊勢湾”に向かいます。はじめは穏やかで楽しかったのですが、木曽川のすぐ横を流れる“揖斐川（いびがわ）”横断はとてつもない試練でした…。強い流れに逆らって渡り、苦しい時間は長く辛く、メーガンとディーンは大きな不安に襲われましたが、なんとか戦いを乗り越え、対岸でチームと合流することができました。ここでダンカンに再びバトンタッチ。旅を続けるためにはダンカンのパワーが必要不可欠でした。幸運にも岸に沿って進み、伊勢湾沿いを進むことは思ったよりも順調にすすみます。2人はできるだけ遠くへと漕ぎ続けます。チームに合流したものの、岸は高くボートを上げるのは簡単ではありません。幸運にも地元の方のヘルプが。それだけでなく不思議なゲームをすることに。今夜は“涼風荘”という旅館に泊まり、そこにある洞窟のレストランで食事。チームは疲れた身体をゆっくり休めます。
Day 3:
答志島（とうしじま）
新たな一日のはじまり。しかし、目指す伊勢神宮までの道のりはまだまだ長い。旅をスピードアップするため、ディーンはマウンテンバイクで陸地を走り“津城”と“津観音寺”を通り過ぎます。予期せぬBMXギャングとの遭遇！こんな若いライダーは見たことありません！伊勢湾に戻ると、次はカヤック、今度はナタリーがディーンを助ける番です。ここから岸に沿って“答志島”を目指します。メーガンは海岸を走ってカヤックとレースを開始。次のビーチであっけなくメーガンの勝利。その日のカヤックの旅の締めくくりに、ダンカンが乗り込み、島へ向かって海を渡ります。未知の島に思いを馳せて荷物を準備。美しい夕日が沈むのを背についに答志島到着。彼らが山のほうへ向かっていると、おばあさんが野生のイノシシが出るから気をつけなさい！と教えてくれます。そこでチームは学校の校庭でキャンプをすることに。今夜のディナーは…カロリーメイト！
Day 4:
伊勢神宮
2人にとっては長い夜となったようです。学校のグラウンドに寝袋で寝て、一晩中蚊に悩まされていたようです。朝は、海辺で冷たい水しか出ないシャワーを浴び、再びカヤックへと乗り込みます。こんなに朝早く起きているのは彼らと漁師さんくらいでしょう。まるでガラスのような海をカヤックで進み、自然の中で彼らの本領を発揮します。“坂手島”の傍で、漁師さんに遭遇。とれたばかりの魚を捌いていただき、海の上でいただきます。ディーンとダンカンは2人だけのカヤック旅行を無事に終え、真珠がとれることで有名な“鳥羽”に上陸。彼らは真珠博物館を訪れ、海女さんに出会います。彼女達は昔ながらの方法で真珠をとります。ついにここからチームは日本で最も由緒ある神社のひとつ、“伊勢神宮”へと向かいます。神々しい鳥居と綺麗に並べられた石は力を与えてくれると信じられ、長い参道を抜けると人々は“内宮（ないぐう）”の中でお参りをします。お参りを終えた一行は、緑茶と伊勢名物“赤福”に舌鼓。伊勢神宮からの帰り道、彼らは人力車のお兄さんに出会い、女性陣はなぜかディーンにエスコートをさせます！そして、今夜の夕飯は有名な“伊勢海老”か、車海老以外に考えられません。朝、海で出会った漁師さんのレストランに行き、超スペシャルディナーをご馳走していただきました。伊勢海老はまだ動いています。これも尊重すべき日本の文化の一つ、生き物を不当に扱っているわけではありません。シルバーウィークのこの時期、近くのホテルはどこも満室です。チームはやっとの事で山の上の小さなお寺にあるホステルを見つけます。スピリチュアルジャーニーの完璧な締めくくりです。
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