Episode 10 – Adventures of the West-Coast (2015 – Season 1)

概要 エピソード10

あと、わずか2エピソードを残すのみとなり、この50日間のゴールの投票が始まります。その未だ見ぬゴールへと近づくためチームは、早急に西へ向かわなくてはなりません。ここで、Deanが愛用しているバイクブランドのNEILPRYDEから、Michael Riceがゲスト参加します。MichaelはDeanとともに、200kmにおよぶ兵庫県から鳥取県へのスーパーライドに挑戦します。鳥取では、たくさんのお楽しみが待っています。日本一広大な鳥取砂丘では、サンドボーディングを体験!また、ゲゲゲの鬼太郎の故郷である境港は、全てが妖怪のテーマパーク!打って変わって、日本一参拝が困難な寺院として有名な三徳山にもチャレンジ。雄大な景色と険しい山登りで、パーフェクトな今回のエピソードの最終日を迎えることになります。

Cast

Dean Newcombe, Duncan Buckley, Natali Jacobsen and Timothy Buerger

Locations

Kyoto, Hyogo and Tottori Prefectures

Points of Interest

Kyoto City, Tottori Sand Dunes, Yonago Station, Sakaiminato, Misasa and Mount Mitoku

Day 1:

鉄人と、京都から鳥取へ

みなさんからの投票で、チームは京都から200km離れた“鳥取県”に1日で到達しなければなりません。この距離を走破するために、Neilpryde Bikeの顔、マイケル・ライス氏にディーンを先導してもらう以上の方法があるでしょうか!早朝、Neilprydeのサポートカーで京都タワーに到着した鉄人アスリート。美しいエアロダイナミックバイクNazare”と共に登場。さらにディーンのZephyr”モデルのバイクを、200kmを走りきれるマシンに変身させるための、ありとあらゆるツールも準備してきてくれました。マイケルはディーンのバイクに必要なメンテナンスを施します。40日間を走ってきたチェーンはとても汚れていて、回っているのがやっとの状態!でも今日一番の変身はクリップレスペダルにしたことと、細くて速いタイヤに変えたことです。前よりも速く走る事はできますが、不安定さは増します。ディーンは初めてペダルに足を固定します。ペダルをこぐ際の足の負担を軽減してくれますが、難点は止まったときに足を固定していて下ろせないのを忘れてしまうこと!マイケルはディーンをハイペースで先導しますが、ルートがあいまいで、あまり進む事は出来ません。大きな成果を得られぬままバイクを降りる2人、愛車を抱えて竹やぶの中に入っていきます!マイケルはディーンにバイクの上達の仕方を教えます。気合を入れる2人、午前中に100kmを走りやっとランチタイム。目標の半分の距離を走り終えましたが、ディーンは憔悴しきっている様子。この旅で初めて、食事が喉を通りません。幸いにも時が疲れを癒し、1時間後には残りの100kmを走るためサイクリングを再開します。美しい川沿いを走り、山の上り下りを繰り返し、ついに鳥取県の海岸線はもうすぐそこ!次第に日が陰り始めます。必死でペダルを漕ぐ2人。200kmを走り終え、砂丘を歩く頃には日も落ち、あたりは真っ暗でした。小さなゲストハウスにたどり着き、ディーンはプロフェッショナルライダーの意味を、そしてそのレベルの高さを思い知るのでした。

Day 2:

鳥取砂丘

鳥取で朝を迎えるという事は、日本最大級の砂丘で目覚める事を意味します。砂丘で待つラクダにご挨拶。ナタリーとディーンは好みのラクダを選び、砂丘の上を散歩します。多くの観光客が訪れるこの場所で、チームはお土産屋さんを発見。なんと言っても、ここの時間の流れはとってもスロー。おじいちゃん犬が床の真ん中に寝そべっているお土産屋さん、ラクダやこの地域の特産品である梨にまつわるものがたくさん売られています。ここ鳥取は漫画キャラクターコナンでも有名。なんとコナン君の格好はディーンの服そっくり!さて、いよいよアクションの時間です。この砂丘を訪れたもう一つの理由はサンドボード。メンバーはそれぞれ自分のチームカラーに合った色のボードとヘルメットを選びます。ダンカン、ナタリー、ディーンはストラップを足に付け、いざ砂丘へ。ダンカンは果敢にトライしますが、何度も顔から砂に突っ込みます。ディーンはうまく砂丘をサーフすることができますが、ジャンプはちょっとしか飛べません。ナタリーは一番見ごたえがありました。砂丘の途中から外に飛び出したり、ディーンと一緒にソリの様に砂丘を滑り降りたり。ダンカンが砂丘ではしゃぎすぎて疲れきってしまったので、メンバーは鳥取砂丘もうひとつの目玉、砂でできたスターウォーズ像を探しに行く事に!一行は鳥取砂丘サンドボードスクールにお礼を言い、バンにスクールのステッカーを貼ります。そして次なるターゲット、特産品である梨を探しに出発。梨の果樹園を発見したメンバー。果樹園では好きなだけ梨を狩り、食べる事ができます。農家の人が、敷地内を軽トラックのうしろに乗せて、梨の木があるところまで連れて行ってくれます。梨狩りをエンジョイする一行。ナタリーだけは梨狩りと同じくらい、蛙を捕まえてディーンの頭に乗せることを楽しんでいる様子!おなかいっぱい梨を食べたにも関わらず、誰かがアイス食べたい!と言い出します。軽トラックに乗って砂丘に戻る一行。次のシーズンに備えて畑を焼くおばあさん、のどかな田舎の風景が通りすぎていきます。またしても梨味のアイスを片手に、再び砂丘へ。世界中から多くの観光客がこの砂丘に夕日が沈む幻想的な風景を見にやってきます。夕日が静かに砂丘に沈んでいくのを眺め、一日が終わるのでした。

Day 3:

境港、妖怪ストリート

ついに、人気漫画の真相を突き止めるときがやってきました。ゲゲゲの鬼太郎の名前を耳にした事はあるでしょうか。チームはどのようにしてこの小さな町が妖怪とおばけのテーマパークになったのか、その真相に迫ります!一行はまず米子駅へと向かいます。インフォメーションセンターのかわいらしい女性に道を教えてもらいますが、この女性、道を教えるだけに留まらず、メンバーにカニの帽子をかぶらせますこんなの日本だけ!漫画家の水木しげる先生によって有名になった、境港の町まで走る鬼太郎列車に乗ります。おばあちゃんや学生が乗車していき、一見普通の電車に見えますが、車体だけでなく内装にもゲゲゲのイラストがいたるところに描かれているのです!境港の町で、ナタリーはそこで働くロシア人の男性に出会い、ローカル情報を教えてもらいます。そして一行は妖怪ストリートへと向かいます。ここではティムとナタリーが、妖怪のスタンプをどれだけ多く集められるか競争をはじめます。ディーンは社会見学に来ていた子ども達とおしゃべりをし、ダンカンはおじいさんが長年同じ製法で作り続けている人形屋さんを訪ねます。お店の人が、チームに妖怪の被り物を着させてくれることにこれで子どもたちを驚かせちゃおう!小さな妖怪神社ではくるくる回る大きな目玉が入口で一行をお出迎え。通りを下っていくと、ねずみ男をはじめ、たくさんの漫画キャラクターに出会います!歩いている猫娘を発見する一行。ディーンが猫娘とダンスをしている間、ナタリーは目玉の饅頭を買いに行きます。ディーンはお返しにトリックスパイシーキャンディーをナタリーにプレゼント。ん?でもナタリーはぜんぜん辛そうではありません。不信がるディーンナタリーの演技にまんまと騙されます!妖怪ストリートに戻って、街を散策する一行。スーツを着たキャラクターの銅像に出会います。これは若かりし頃の水木しげる先生に違いありません。他の妖怪同様、水木しげる先生にも話しかけるチーム!再び鬼太郎列車に乗る前に、ナタリーは郵便局へ行き、木でできたポストカードをメーガンに送ります。ナタリーがポストカードを作っている間、ディーンとダンカンは漫画の主人公、鬼太郎をモチーフにしたパンを買う事に。このパンを電車の中で地元の人と分け合って仲良くなる事ができ、ここでも鬼太郎大活躍です。鬼太郎の世界をおなかいっぱい満喫したと思っているダンカンしかし、ディーンはもうひとつサプライズを用意。ダンカンを、妖怪をテーマにした温泉つきのホテルへ連れていきます!すぐに浴衣に着替え、ホテルで準備されたゲーム、ゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪ハントを開始。これぞ日本スタイル、温泉を出て牛乳を飲む2人、そのあとはマッサージチェアです。けれどこのマッサージチェア、マッサージというよりもむしろ拷問チェア!ようやく妖怪ハントを終えて、お菓子をゲット。でもこのあと、2人には豪華なディナービュッフェが待ち構えています。一通り食べ終えて、おなかいっぱい。ですが、もちろんデザートのアイスは別腹!アイスクリームマシンを楽しみます。部屋に戻る2人、部屋は猫娘がテーマ。妖怪に囲まれて、幸せな夢を見るのでした

Day 4:

三徳山(みとくやま)

朝、ディーンとダンカンは妖怪ルームでの恐怖体験をチームに話します。昨日とは一転、今日はスピリチュアルな一日になりそうな予感です。国宝にも指定されている歴史的な重要文化財三佛寺(さんぶつじ)のある神と仏が宿る山、三徳山でこのエピソードを締めくくります。ダンカンはディーンに、この神聖な山に入るにあたり、伸びきったヒゲを剃るよう促します。そして彼らは地元の床屋さんへ向かうのです。ユニークな服を着た小さな床屋のおじさんが、ディーンのヒゲを剃ります。こんなにヒゲを深く剃った事はありません。その間ナタリーは、小さな町三朝(みささ)のはずれで、旅館のオーナーに出会います。彼はナタリーとダンカンに日本家屋を案内してくれ、天然の足湯を紹介してくれました。リフレッシュをした一行は三徳山へと向かいます。参道の入口には大きな数珠がぶら下げてあり、ディーンはそれを引きます。数珠を引くと煩悩を取り払ってくれると伝えられています。参道を歩いていると、ナタリーが小さな仏様を見つけます。この仏様に水を注ぐと、なんとも美しい音がなるのです。まずは古い石の階段を上り、そしてすぐに山登りが始まるのでした。入山する際には、わらじを履くこともできます。もちろんチームはわらじにチャレンジ。ディーンの足は大きすぎてわらじには納まらず、つま先とかかとが土についてしまっていますが、そんなことはお構いなし。急勾配の山を登っていくと、山頂付近にある崖からせり出たお寺に到着。素晴らしい景色です。歩を進める一行、目の前にうわさのチェーンクライムポイントが登場。短いながらも、とても険しい登山の最後には、有名な岸壁に作られたお寺に到着。このミステリアスな三佛寺には入る事は出来ませんが、その驚愕の景色はすばらしく、見るものを圧倒します。ここで小休憩をとるディーンとナタリーとダンカン、もうすぐやってくる旅の終わりについて話します。参道を下り、山を降りた一行は、わらじを脱ぎます。思い出のわらじは今でも大切に持っています。三朝の町に戻ると、一行は川沿いの天然温泉を見つけます。ディーンとダンカンは勇敢にも、たくさんの地元のおじさんたちに混じって温泉に入浴。夜のお楽しみは射的と日本のギャンブルパチンコのある古いゲームセンター。そこで懐かしい駄菓子屋さんも見つけ、大きな子どもになったチームは、無事一日を終えるのでした。川岸の大きな石に並んで腰をおろし、紙袋からお菓子を取り出して、シャボン玉で遊びながら

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