第一シーズンの撮影のため、ディーンと彼のチームは、日本の12の県を旅し、約2,000kmの旅を達成した。その過程で4つの大都市を訪れ、日本で一番高い山を制覇し、日本沿岸45km沖合の隠岐諸島にまで辿り着いた。さあ、次に日本のどこに行けばいいのだろうか、どこが残っているのだろうか。日本の魂を発見するための旅はまだまだ続く・・・。

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1. 北

北海道

日本で冒険の旅というと、まず頭に浮かぶのは、日本列島の中で一番都市化が進んでいない北海道だ。東京からそこに辿り着くためには、最低でも陸上を700km、更に30kmの海を越えなければならない。そしてその旅路途中で出会うのは温泉やアウトドアスポーツで有名な群馬、数多くの山々や寺院でいっぱいの栃木、日本最深の湖がある秋田、そして最後に恐山がある本州最北部の青森など。本州最北部さえ制覇すれば、待つのは北海道とその自然豊かな大地である。

2. 南

四国

runAwayチームにとって、八十八箇所の寺院を巡拝する四国巡礼ほどに成し遂げたかった旅はない。しかしその前に、彼らは奈良は吉野町へと戻った。そこは高野山からわずか61キロメートルのところにあり、その八十八の寺院の多くを創設または修復したと言われている弘法大師の眠る場所である。弘法大師に敬意を示してからこそ初めて彼らは、和歌山県から淡路島を通り、八十八の寺院の第一箇所目が待っている徳島県は鳴門に足を踏み入れることができると感じたからだ。その後30日間、巡礼者の身なりをし、彼らは毎日40キロ以上を歩きながら、島を巡拝し日本の魂へ一歩一歩と確実に近づいて行った。

3. 西

九州

私たちチームにとって最後の旅は西へと向かい、そこから最終的に日本列島で一番暖かく、そして琉球諸島への玄関口、日本の一番最端にある九州へと向かう旅だ。昨シーズン最後に立ち寄った島根県から続き、彼らは山口県を通って本州最南端の下関へと向かった。そして九州に入ってまず彼らは近代化が進む都市、福岡へ立ち寄り、そこから歴史的な港町である長崎に行った。そして九州で一番南にある都市鹿児島市にたどり着けば、その先に彼らを待ち受けるのは遥か台湾までへと続く火山とサンゴの島々である。彼らはどこまで行き続けることができるのだろう。。。